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25年生きた猫がまもなく死にそうです、、、
名前を「じんごろう」といいます^^
今、私は40才ですが、彼と出会ったのは
15才の時でした、、、
私が入ったばかりの高校をやめようかどうかと、考えながら、
学校をサボって、友達の家で、だらだらしていたた時に、
その親友宅に捨てられた猫でした。
まだ生まれたての子猫で、目もよく見えていない状態で、
そんな子猫を親友から
「1週間だけあずかってくれない」と言われて、
あっという間に、早、25年です。
そのまま私の実家にいついた彼は、本当にわがままで、
人を引掻くは、懐かないわで、大変なやつでした。
そんな私も19才で実家を出てしまったので、
それから20年以上、育ててくれたのは、
私の実家の両親です。
いつも、実家に行くたんびに、
「この猫はあんたのだらか連れて帰ってちょうだい」と
冗談交じりにいわれます。
そんな実家の母から、昨日、泣きながら電話がありました。
「じんごろうが、突然、おかしくなったので、病院に連れて行ったら、
すでに目が全く光さえも見えなくなって音も聞こえないみたいで、
ず~とパニックになって泣いている。 見ていると辛くって、」
私は、「そっか、まあ、歳だし、しかたないよ、
今は出版やなんやらで忙しいから、
行けないけどお願いします。」
すると母は「つめたい人間になったね・・・」
といって電話を切りました、、、。
正直、今、寝る時間もほとんどないほど、忙しい。
それは自分で決めた道だから、一切の後悔もない。
だけど、、、いいのか、、、本当に、、、
それから、少しだけ、じっと考えてみた、、、
後で後悔しないか・・・・と。
結局、突然「やっぱり、会いに行こう」と思い立ち、
昨日、実家の千葉県君津市まで向かった。
仕事が溜まっているので、パソコンができるよう、
あえて電車で向かった。そして、駅についてからも、
ひとしきりパソコンに向かい、そしてタクシーに飛び乗り、
駅から実家に向かった。
実家に入ると、猫を抱いた母がいた。
「目も見えないし耳も聞こえないから、
不安みたいで、抱っこしてないと水も飲まないの、
こうやってカツオを上げるんだけど、ほとんど食べなくて
どんどん痩せていくし、もう、病院の先生に聞くと、
数日しかもたないみたいで」
猫の25才は人間でいうは何歳だろうと調べてみると、
動物病院のサイトでも猫は20才までしかでていない、、
猫20才で人間でいう96才だそうだ、、、
という事は「じんごろう」お前はいったい何歳なんだ!!!
つまり、寿命でいえば、本当に大往生になる。
そんな猫を、この最後まで、こんなに大切に想う、
母、そして一緒に必死になっている父を見ると、
本当に微笑ましくなった。
いつも、気づかないけれど、じんごろうという対象を通じて、
改めて、自分の両親って、最高だなって、嬉しく思った。
私はこの両親がさらに年老いて、いつの日か
目が見えなくなって、耳が聞こえなくなったとき、
同じように抱きしめて、食事をさせてあげたい、
トイレに連れいってあげたい。
安心させて上げるために、ずっと触れていてあげたい。
それって、親から受け継いだ、人間としての
普通で当たり前の感情なんだよね、、、。
なんか、いろんな事を考えさせられた
じんごろう見舞いだった、、、
いって良かった。そう思った。
これで彼のことも見納めかと思うが、
十分生きたので、また向こうでも、
おもいっきりわがままをやればいい。
しかし、、、やつは、人間でいったい何歳なんだろうか・・・?
最後まで、なぞである^^